ライブキーローテーション(Live Key Rotation)
Virtual Channel を使用することで、Unified Origin よりも多くの種類のキーのローテーションをサポートすることができます。例えば、頻繁にキーをローテーションするマルチピリオドDASH出力を作成することが可能です。
これは、異なるDRM設定や暗号化キーを使用するソース間でトランジションをスケジュールすることで実現されます。ソース自体は同一であっても構いません。この方法は、ライブソースとVODソースの両方に対応していますが、それぞれの仕組みは若干異なります。
VOD2Liveソースの場合、DRM設定はSMILプレイリストの<head>内に含まれるため、新しいキーへの変更をスケジュールするには、異なるDRMオプションを含む新しいSMILプレイリストを送信するだけで済みます。
一方、ライブソースの場合、暗号化はソースのLive Originによって処理されるため、新しいDRMはソース側で設定する必要があります。これを行うには、Live Origin上で異なるDRM設定を持つ複数の出力.ismlファイルを作成し、それらの間でVirtual Channelでトランジションをスケジュールすることで対応できます。